参考までに・・・

Shinsukeの山村さんよりミネラルプラスについての興味深いメールが来ておりましたので参考までに投稿しておきます。

1. ミネラルプラスを使用しても墨が出ないのですが？
2. 「墨出～る」「艶出～る」で評判のミネラルプラスを使用されて一部のお客様より

　このような質問を受けています。

　飼育環境により出ない場合がありますので説明していきます。

　①水温が高い場合

　　 今まで聞いた範囲内において水温２９℃でも墨が出たという情報を頂いております。

　　それ以上の水温の場合においては、確認が取れていませんので３０℃以上になれば出にくいのかも

　　知れません。

　②水質が悪い場合

　　アンモニア、亜硝酸塩の数値が高いとやはり出にくいものと思われます。

　　硬度の適正範囲外数値（ ドイツ硬度・・・GH3.0～10.0）の場合なども出にくいと思われます。

　　以上の点を人間生活に置き換えて分かり易く説明してみます。

　　それでは衣食住に例えて説明します。

　　冬場に十分な食事と雨風を防いでくれる家に住んでいるが着るものが無い場合。

　　服も家もあるが十分な食事を摂れない場合。

　　服も食事も十分だが寒空の外で寝起きした場合。

　　多少例えが悪いですが、上記のような場合において風邪などの病気になりやすくなります。

　　鯉も同じで本来住める環境の範囲内であれば何事もありませんが、例えば水温上昇、例えば

　　水質悪化になれば色んな悪影響が出てきます。

　　ミネラル分の少ない水質であれば墨は当然出にくくなります。

　　またアンモニア、亜硝酸塩数値の高い水の中で生活している鯉にとってその水の中に含まれている

　　酸素を得るべくエラにも損傷を与えますし亜硝酸塩と血液内のヘモグロビンが結合して酸素欠乏症を

　　起こし死に至る場合もあります。

　　死に至ることが無くても成長に支障をきたしますし,ましてやこの水質で色艶まで求めることは論外に

　　　なります。

　　みなさん日々水質テスターで鯉のために水質を計測してください。

　　水温が下がってくる９月には、ミネラルたっぷりできれいな墨が出て来ると思います。

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Shinsuke Co.,LTD.　山村　義弘