2008-10-12 公開 / 2008-10-12 更新
昨日、五十嵐幸太くんより電話がありました。と、ここで五十嵐幸太くんについて説明をさせて頂きます。年の頃29歳?独身。新潟県の栃尾市在中(栃尾市は揚げで有名)実家は五十嵐スポーツを経営し、主にスキー用品を販売しています。夏は鯉の飼育者、冬はスポーツ店の店員。実家がスキー用品を取り扱ってると言うだけあって、若い頃はスキーでインターハイ出場経験有り。約8年前に僕は大日養鯉場で、修行してる彼に出会いました。お父さんが、趣味で錦鯉の生産をしていたということもあり、幸太くんも非常に鯉が好きで、大日で修行していたと聞いております。ひょんな事から、5年ほど前より成田養魚園新潟野池の管理人として凄く頑張って頂いております。余りにも野池飼育が上手いので、3年前から、それらの野池を幸太野池と名付けております。最初は2面程しか無かった野池も現在では15面にまで増えてしまいました。僕的には、あと10面は増やして貰いたいのですが、幸太君は「これ以上増やすと良い管理が出来ない。」と言い、人工野池を増やしてくれません。僕も毎年、多くの生産者を訪れ、池揚げを目の当たりにしてますが、どこの生産者よりも池揚がりが素晴らしい。昨年なんかは、東京大会で壮魚総合優勝を獲得した丸堂三色を野池放流時、たったの48cmしかなかったのにも関わらず69cmまで成長させ池揚げしてきました。余り褒めてしまうと図に乗るタイプなので、賞賛はこれくらいにしますが、とにかく凄く飼育が上手いのは間違いありません。話を初めに戻します・・・、電話の内容はこんな感じです。幸太「やばいの居ますよ。あそこの真ん中の野池に・・・。」僕「どこ?あそこの真ん中の野池って?」幸太「あそこですよ。あの昔、大日が使ってた野池!」僕「ああ」幸太「昭和なんですけど、右側に緋がなくて・・・、左側にポンポンと3つ緋があるの・・・。」僕「えっ、どの昭和?どんな風にやばいの?」幸太「墨が全部起きましたよ。」僕「マジで!!」幸太「池見何ですけど、相当儲かりますよ、あれ!」パソコンの幸太預かりリストを確認し、どの鯉か把握し、僕「ああ、あの昭和、手が悪いんだよね。良くなっても売れないよ~。」幸太「そうなんすか?残念ですね。相当綺麗なのに・・・。」僕「他には居ないの?良くなってそうなの?」幸太「あとは良く見えないっすよ。」僕「えっマジで・・・」と言う内容でした。10月15日、15面ある内の2面を池揚げします。一番ドキドキするこの時期・・・・、池揚がりが良い事を祈るばかりです。15日は池揚がりの状態によりブログの内容が異なってくる思いますが、ひょっとすると、余りにも池揚げ悪くて書けないかも・・・。
この記事を書いた人のご紹介
成田 隆輝
皆様の錦鯉ライフをトータルサポート」を成田養魚園の使命と考えています。ぜひ、一度お問い合わせください。