気を付けて・・・給餌には！！

明日は秋分の日、昼と夜が同じになる日と教わったのですが、実際には平均して１４分、昼の方が夜よりも長いそうです。ここ最近、朝晩が冷え込むようになり、当園の池でもここ１０日間で水温も急降下し、２７度あった水温も２４度位になりました。正直、２４度位の水温が一番餌の食いも良く、鯉達も過ごしやすい環境ではあるのですが、ここで一つ落とし穴があるんです。今の時期、昼は暑く、夜は冷え込むといった季節で、昼と夜の水温差が意外とあり、変温動物である魚類にとっては非常にストレスを感じやすい時期でもあります。よく食べるからといって、沢山エサを与えると直ぐに鯉の調子が悪くなってしまいますので、エサやりには、細心の注意をはらって下さい。常に鯉の目を見ていただき、ポップアイ（目が出る）になったらエサの量を減らして下さい。水温が２０度を切るまでは、色揚げや増体飼料を与えても大丈夫ですが、水温の低下と共に割合を調整していただき、徐々に育成飼料に切り替えて下さい。今は急成長、最後の追い込みですが、気合いを入れ過ぎず、頑張ってください。ちなみに１１月初旬の品評会に愛鯉を出品予定されてる方、色揚げは、控えるか止めてしまった方が良いですよ。